設備積算はコミュニケーション力が必要
設備積算とは、仕様書や設計図に基づき工事の時に使用する材料や数量をはじき出し、建物建築にかかる見積りを計算します。
業務はデスクワークがメインですが、高い知識と専門性を求められます。
建築に関係のある知識はもちろんですが、正確な計算能力と周囲の企業や人とのコミュニケーション能力やより優勢になれる様な交渉力も必要があります。
専門スキルが必要な業務なので長く続けていける職種でもあります。
未経験でも就ける仕事で特に資格が必要という訳でもありません。
ですが、実際に業務に就いてからの知識の習得には時間がかかる場合もあります。
積極的に自分から学んでいこうとする姿勢が大切です。
多くの場合積算だけでなく営業や他の事務作業も行わないといけません。
企業に応募する時には業務内容を確認しておかなければなりません。
建築主が納得出来る根拠が明確な見積もりを出す為に計算力は高くないと難しい職業です。
曖昧な見積もり書を提出してしまうと取引を相手の信用を失うばかりか、金銭面でのトラブルにも繋がります。
受注の機会を失う事もあり、取引が破談になる可能性もあります。
しっかりとした業務を遂行するには、不明な点や疑問等は、放置せずに設計者に確認する事が重要です。
慎重かつコミュニケーション能力が高い人が向いているでしょう。
設備積算は物件の受注を左右する責任ある仕事なので丁寧な仕事をしていかなければ続けられないです。
日々勉強出来る仕事であると言えます。